サクランボ狩りを終えて、次に我が家が向かったのは「玉原湿原」です。
「玉原湿原」のスタート地点となる「たんばらセンターハウス」までは、こまち園からおよそ12kmの距離。車で20分ほどで到着しました。
センターハウス前のマップ。当初は「ウッドランドリゾート玉原」というリゾートエリアだったようで、このセンターハウスを中心として、南には「玉原湖・玉原ダム」、北から東にかけて「玉原湿原、ブナ平、たんばらラベンダーパーク、鹿俣山」が位置し、西は「尼ヶ禿山」への登山道に通じています。
その隣には「玉原湿原」の説明と遊歩道のマップが立っています。
玉原湿原
沼田市の北部、標高約1,300mに位置する玉原高原にあって、武尊山の山麓に広がるブナ林に囲まれた玉原湿原は、4.3ヘクタールほどの広さがあり、尾瀬に例えて「小尾瀬」とも呼ばれています。湿原を一周できる遊歩道が整備されていて、ミズバショウをはじめとした四季の草花を眺めながら、手軽な散策を1時間ほどで楽しむことができます。
センターハウス内はトイレと自販機しかありませんが、こちらのマップを入手できます。ハイキングに出発する前に、このマップを持っておきましょう。
今回は湿原のみハイキングをするので、濃いオレンジ色のルートを進むことにします。
センターハウスの脇がスタート地点。ここから湿原へと向かいます。
緩い下り坂の道は、舗装されているので歩きやすいです。
この玉原高原に生息する野鳥たち。時々、鳥の鳴き声が聞こえました。
いつものように、ママさんとクロエはどんどん先に歩いていきます。
僕とチャッピーはマイペース。
ママさんが何かを見つけたようです。
カエルのオブジェが可愛い「ブナの湧水」。
ブナ林の地下に蓄えられた水が湧き出ているそうで、触ってみると氷水のようにとても冷たかったです。
クロエも冷たい水を体験。チャッピーは水が嫌いなので遠慮しておきました。
ブナ林に囲まれた道をさらに進みます。
分岐点が見えてきました。
分岐点の左にある山小屋風の建物は「玉原自然環境センター」。玉原の自然に関する品が展示されていて、トイレも併設されています。
道標が示す「玉原湿原入口」へ。
ここにも玉原高原遊歩道の案内マップがありました。
雨で濡れているので、木道をゆっくり進みます。
草木が生い茂っていて、かき分けながら進む飼い主に対して、
チャッピーは軽やかにスイスイと歩いていました。
アヤメ科の「ヒオウギアヤメ」の群生。
チャッピーとクロエに協力してもらって、「ヒオウギアヤメ」をバックに記念写真。
さらに木道を進みます。
しばらくすると、森を抜けて「玉原湿原」の入口に到着。
時計回りでも反時計回りでも問題ないようですが、今回は反時計回りに進むことにします。
「ヒオウギアヤメ」と「コバイケイソウ」が見頃となっていました。
ちょうど雨もやんでくれて、広々とした湿原をゆっくりと眺めながら歩くことができました。
「ヒオウギアヤメ」に囲まれた木道を抜けていくと、
展望テラスがありました。
「玉原湿原植生案内」。1991年と2018年の植生図を比較しなから、この湿原に生息する植物群落の分布が説明されています。
展望テラスの近くで見つけた「トキソウ」。綺麗な花ですね。
展望テラスを過ぎると、再び森の中へ。
湿原の外側に沿って歩いているような感じです。
「キンコウカ」。黄色の小さな花。
小さな川を渡って、分岐点に到着。ここは左へ進みます。
時々、心配そうに振り返ってくれるチャッピーさん。
少し歩くと、またまた分岐点。ここも左へ進みます。
ここからは再び湿原の中に入っていきます。
広々とした湿原を左に見ながら進みます。
湿原の中の木道がしばらく続きます。
2つ目の展望テラスに到着。
せっかくなので、「玉原湿原」をバックに記念写真を撮りました。
ニホンジカの食害からミズバショウを守るためのネット。ちょっと景観としては微妙です。
以上で湿原を一周したことになります。
センターハウスへの帰り道。湿原を歩いている時は回復していた天気も、センターハウスに着く頃には濃霧に覆われてしまいました。
変わりやすい山の天気でしたが、湿原を歩いている時だけでも天気が回復してくれたので良かったです。
つづいて、ランチをいただきに移動したいと思います。
たんばらセンターハウス
住所 群馬県沼田市上発知町玉原高原
電話番号 0278-23-9507(不在時はたんばら東急リゾートへ転送)
※掲載時の情報のため、各自ホームページや電話にて最終確認をお願いします。
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