今日の土曜日はママさんも休日だったので、久しぶりにちょっと遠くへお出かけすることに。向かった先は栃木県那珂川町にある「鷲子山上神社」です。
カーナビによると自宅からの距離はおよそ114kmで、一般道のみを利用するルート。国道4号で北上して、宇都宮あたりで北東の方角へ進み、およそ2時間半くらいで到着しました。
鷲子山上神社(とりのこさんしょうじんじゃ)は、栃木県那珂川町と茨城県常陸大宮市の県境に位置し、標高470メートルの霊峰・鷲子山(とりのこさん)の山頂にあります。
御祭神は天日鷲命(アメノヒワシノミコト)といわれる鳥の神様で、古い時代よりフクロウが大神様の使い、幸福を呼ぶ神鳥として崇敬されています。
境内には日本最大級の大フクロウをはじめとして多くのフクロウ像があり、運気上昇・金運の福徳・パワースポットとして知られています。
境内の少し手前にある駐車場に車をとめて、徒歩で境内へ。
境内に入ると、大鳥居の方に茶屋と社務所があり、
反対側には別の鳥居。こちらは後ほど行ってみることにします。
境内で唯一の飲食店「ふくろう茶屋」。
ホームページで調べた時には、犬同伴OKの席も用意されているとのことでしたが、この日は残念ながらコロナ禍の影響で利用できませんでした。
焼きそばだけ売られていたので、仕方なく今回はこれでお昼を済ませました。
社務所は2つあって、こちらは茨城県側の社務所。境内のマップや周辺の観光パンフレットが置かれていました。
ちなみに、こちらが境内のマップです。
※ホームページより引用。
こちらは栃木県側の社務所。お札やお守り、御朱印を扱っているのはこちらの社務所です。我が家はお守りと季節限定の御朱印を頂いてきました。
それでは境内を散策することにしましょう。まずは大鳥居の手前を左へ進みます。
「福ふくろうロード」の看板にしたがって進みます。
さっそくフクロウ像がお出迎えです。
奥に見えるのは公衆トイレ。境内にあるトイレはここだけです。
「九星ふくろう」。自分の生まれた年のフクロウの頭を撫でるとご利益があるそうです。
チャッピーとクロエも自分の生まれ年のフクロウと一緒に写真を撮りました。
大きな「福ふくろうロード」の看板。ここからがスタート地点でしょうか。
このまま「福ふくろうロード」を進めば本殿へ行けるようですね。そして、この道は夏には「あじさいロード」にもなるようです。
それでは進んでみましょう。右も左もフクロウ像だらけですね。この「福ふくろうロード」には約100体のフクロウ像が置かれているそうです。
色んな形のフクロウ像が並んでいます。
フクロウ像の一つ一つに名前があって、それぞれ違ったご利益があるようでした。
やさしく撫でてお願いごとをする「お願いフクロウ(不苦労)」。
左右に小さなフクロウ像をしたがえた「大願成就ふくろう」。
せっかくなので、チャッピーとクロエも撫でさせてもらいました。しかし、チャッピーとクロエにとっての大願成就とはいったい何なのでしょうか。
「絆・友達ふくろう」。
他のワンコと仲良くなれるように、チャッピーとクロエも撫でさせてもらいました。
「縁結び・恋人ふくろう」。
「職場円満ふくろう」。たしかに職場環境って大事ですよね。
「厄除けふくろう」。
「見ざる聞かざる言わざるふくろう」。どういうご利益でしょうか。もうなんでもアリっていう感じです。
「団欒ふくろう」。これからも兄妹仲良く過ごしましょう。
「家内安全・家族ふくろう」。
すべての願い幸せを運ぶ「大ふくろう」。たくさんのフクロウ像があって面倒くさい人は、この大ふくろうに全部お願いするといいかもしれません。
ちなみに、大ふくろうの足元でネコが見張っています。面倒くさがると引っ掻かれるかもしれないので覚悟しておきましょう。
上から順番に「子宝安産ふくろう、自然保護ふくろう、家内安全ふくろう、方除けふくろう、感謝・元気ふくろう」。
もはや人間の願いごとをひと通り網羅しているのではないかと思えるほど、色んなご利益のフクロウ像がありました。
この「福ふくろうロード」には、フクロウ像とともにたくさんの紫陽花が植えられていて、それぞれに名札が立てられているので、とても分かりやすくなっています。見頃はまだまだ先のようですね。
「学業ふくろう」。色んなトレーニングがきちんとできるように、チャッピーとクロエも一緒に写真を撮りました。
「夢かなうふくろう」。チャッピーとクロエはいったいどんな夢を持っているのでしょうね。
休憩ポイントに到着。「福ふくろうロード」はここまでのようでした。
休憩ポイントにあったのは、3種類のフクロウ像。まずは「身体健全ふくろう」。
「十干・十二支ふくろう」。
そして最後が「運気上昇ふくろう」。全てのフクロウ像を写真に収めることはできませんでしたが、本当に様々なご利益のフクロウ像に出会うことができました。
そして、ここからは「あじさいロード」。スタート地点では、青と赤の紫陽花が迎えてくれました。
道の両側には、色んな種類の紫陽花が植えられていました。こちらの紫陽花も見頃はまだ先。
「パリジェンヌ」という名前の紫陽花。どんな花が咲くのでしょうね。
分岐点にさしかかりました。見晴台の方へ行ってみましょう。
階段を少し下りていくと、狭いスペースの見晴台がありました。
さっき歩いてきた「福ふくろうロード」が見下ろせます。
分岐点に戻って、さらに「あじさいロード」を進みます。
分岐点から数分で、真っ赤な社の「奥山稲荷」に到着。
「奥山稲荷」から「本殿」へ、鳥居を抜けて階段を上っていきます。
本殿の裏。マップ上では、ここがパワースポットとなっています。
この本殿裏には、4つの境内社が祀られています。まずは恵比寿様で有名な「大黒社」。
手前の社が「三社」と言い、風神、雷神、古峯神社の神々が祀られているそうです。奥の社は「三本杉社」と言い、毎年11月に行なわれる「夜祭り」がこの杜の前で行われるそうです。
そして、本殿の真裏に位置するのが「羽黒社」。出羽三山の神様が祀られているとのことです。
本殿の横にある「千年杉」。樹齢1,000年と推定されていて、幹の直径は2m20cm、周囲は8mもある巨大な杉の木です。
鷲子山上神社の前編はここまで。後編に続きます。
鷲子山上神社
住所 栃木県那須郡那珂川町矢又1948
電話番号 0287-92-2571
参拝時間 日の出より日没まで(夜間は境内参入禁止)
※掲載時の情報のため、各自ホームページや電話にて最新情報を確認してください。
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