赤城山観光その2 鳥居峠とケーブルカー跡

2024年6月21日金曜日

犬とお出かけ(群馬)

前回からの続き。赤城神社から車で5分ほど移動して、鳥居峠を訪れました。駐車場は30台分くらいの広さがあります。

鳥居峠は標高が1,390メートル。雲海が見られる絶景スポットとして知られています。さっそく展望台の方へ。

たしかにタイミングが良ければ、雲海が見られそうですね。

櫻井翔くんも訪れたようです。ファンの方はどうぞお越しください。

展望台のところにある建物は、もともと赤城登山鉄道のケーブルカーの駅舎だった建物で、現在は記念館とビアガーデンになっているようです。

国の有形文化財にも指定されています。

鳥居峠は、桐生市と前橋市の県境に位置しており、ケーブルカーの路線は桐生市側にありました。

展望台の下へ回り込むと、赤城山頂駅の駅舎跡や、

ケーブルカーを乗り降りする階段状のホーム跡が見られます。

この赤城登山鉄道のケーブルカーは、東武鉄道が赤城山観光開発の一環として昭和32年(1957年)に開通しました。
利平茶屋駅(桐生市)から赤城山頂駅(前橋市)までの路線距離は1.0km、所要時間は片道で6分ほどだったそうです。
ケーブルカーの乗車人数は最大で121名、開通当初は年間15万人、ピーク時の昭和38年(1963年)には年間22万人を超える利用客がありました。
その後は、赤城山に通じる道路が整備され、自家用車での観光客が増えてきたこともあり、昭和41年(1966年)には年間13万人ほどに利用客数が落ち込みました。
そして、翌年には運航休止。さらに翌年の昭和43年(1968年)に廃止が決定。ケーブルカーは開業からわずか10年という短い歴史の幕を閉じました。

この鳥居峠には、他にも見所があります。

こちらは「神々の聲」というタイトルの文字が刻まれている石碑。

往年の歌手「東海林太郎」の代表曲が刻まれた歌碑。

名月赤城山

赤城の子守唄

厄除延命地蔵尊。チャッピーとクロエも長生きして欲しいですね。

また、鳥居峠は、関東ふれあいの道の一部になっていて、覚満淵や小沼、長七郎山に繋がっています。

展望台の反対側も見晴らしがよく、覚満淵や大沼を望むことができます。

最後に記念写真。なかなか見所の多い観光スポットでした。

このあとは、鳥居峠へ向かう途中にあった覚満淵を歩きたいと思います。
次回へ続きます。


鳥居峠
住所 群馬県前橋市富士見町赤城山鳥居峠

赤城山頂駅記念館 サントリービア・ハイランドホール
住所 群馬県前橋市富士見町赤城山鳥居峠
電話番号 027-287-8444

※掲載時の情報のため、ホームページや電話にて最新情報を確認してください。

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