木枯し紋次郎の故郷 三日月村

2020年11月22日日曜日

犬とお出かけ(群馬)

今日の日曜日はママさんも休日ということで、近からず遠からずの場所へお出かけすることにしました。

まず最初に訪れたのは、群馬県太田市にある江戸時代をテーマにしたテーマパーク「三日月村」です。自宅から一般道のみで72kmほどの道のりを移動し、およそ2時間で駐車場に到着しました。

駐車場の目の前の坂道を上っていきます。割と急な坂道です。

関所のような感じのエントランスに到着。こちらで検温と手指の消毒を済ませてから「入村」します。

入村料は大人660円で、ワンコは無料。ワンコは建物内への立ち入りが禁止となっていて、屋外のみ歩くことができます。

ママさんが入村料を支払いに行っているあいだに、チャッピーとクロエは最初の記念写真。

村内では専用のお金しか使えないので、入村料を支払う時に両替をしておきましょう。

換金率は「一文=100円」となっています。とりあえず3,000円分を両替してみました。

エントランスを入ったところ。左手にはお土産屋があり、正面奥には茶屋があります。

お土産屋はこんな感じ。竹トンボ、けん玉、万華鏡などといった昔のオモチャや漬物などが売られていました。

例えば、万華鏡は「四文」なので「400円」、けん玉は「六文」なので「600円」となります。村内では消費税が存在しないので注意しましょう。

こちらは茶屋。

江戸時代にラムネがあったかどうかは気にしないことにしましょう。

さらに奥へ進むと、立派な茅葺きの建物がありました。

この建物は、1998年にオープンした「木枯し紋次郎 記念館」という施設で、「かかわり~な」という愛称で呼ばれているそうです。

こちらの建物はワンコが立ち入りできないため、飼い主が順番に館内へ入ることにしました。まずはここで消毒済みのスリッパに履き替えます。(使用済みのスリッパは白い箱へ入れるようになっていました。)

上がってすぐのところに、囲炉裏と顔はめパネル。今回は残念ながら顔はめパネルでチャッピーとクロエの写真を撮ることはできませんでした。

その奥へと進むと、木枯し紋次郎の原作者である笹沢左保先生の映像。

さらに奥へ進むと、木枯し紋次郎や笹沢左保先生に関連したものが色々と展示されていました。

テレビドラマ「木枯し紋次郎」の時の写真。

笹沢左保先生の写真。

執筆室を再現したコーナー。

ドラマの撮影で使用されたものでしょうか。

ちなみに、チャッピーとクロエは館内に入れなかったので、外から少し覗かせてもらいました。

こちらの記念館は、木枯し紋次郎や笹沢左保先生のファンにとっては十分に楽しめる内容だと思いました。

記念館の先には、絡繰屋敷(からくりやしき)、不可思議土蔵、怪異現洞(かいいげんどう)という3つのアトラクションがあり、このうち絡繰屋敷はコロナ対策のため休止中でした。いずれもワンコ同伴での利用はできないため我が家はスルーしましたが、小学生くらいの子供たちは楽しんでいるようでした。

このアトラクションのある場所から、今度は山を下りる方向へ進みます。

山道を下りて最初に目の前に現れたのは、こちらの茅葺き屋根の家。

木枯し紋次郎さんの生家を再現した建物でした。ちなみに、三日月村というのは紋次郎の生まれ育った村なのだそうです。

せっかくなので、木枯し紋次郎さんと一緒に記念写真を撮りました。

さらに奥へと進んでみましょう。

両脇に建物が並んでいます。

まずはチャッピーとクロエの記念写真。

まだ昼食を食べていなかったので、こちらの茶屋で何か食べることにしました。

こちらがメニューです。軽減税率がない時代なので、テイクアウトにするかどうかで悩む心配がありません。また、他にもお店の壁に貼ってあるメニューもありました。コロナ禍以前は、そば・うどんもメニューにあったようです。

オレンジジュースは「水菓子汁」と書かれていますね。ちなみに「水菓子」というのは果物のことです。

我が家が注文したものは、まず「焼きまんじゅう」。これは表面が香ばしく焼かれていてとても美味しかったです。

そして、「煮込みおでん」と「もつ煮込み」。どちらも美味しかったです。

お腹が満たされたので、周辺を散策することにしました。こちらは茶屋の向かいにある居酒屋。建物の中は見られませんでした。

茶屋の奥にあった神社。絵馬もあって、参拝している人もいるようでした。

お土産屋は入口にあったお店と同じ内容。

俳優さんのサインが書かれた絵馬が飾ってありました。値段がないので非売品のようでした。
写真は上から順番に、中村敦夫さん、小林稔侍さん、大和田伸也さんの絵馬です。

この先は行き止まりだったのでUターン。旅籠屋がありました。

遊女が二階から手招きしていますね。

クロエは同じ女子として遊女のことが気になるようでしたが、

チャッピーは去勢していることもあり、遊女のことなど全く眼中にないようでした。

当時の旅人は馬を連れていることが多かったそうで、旅籠屋には馬小屋が付いていたそうです。今で言うと、駐車場完備のビジネスホテルといったところでしょうか。

旅籠屋の一階の中を覗いてみると、男女間トラブルの真っ最中。いったい何があったのでしょうか。

クロエも心配そうに見ていました。

群馬県のB級スポットとして有名な三日月村ですが、それなりに楽しむことができ、ペット同伴可能な施設として貴重な存在だと思いました。

つづいて、近くの紅葉スポットへ移動することにします。


三日月村
住所 群馬県太田市藪塚町3320
電話番号 0277-78-5321
営業時間 9:30~16:00
定休日 金曜日、年末

※掲載時の情報のため、各自ホームページや電話にて最新情報を確認してください。

ラベル

このブログを検索

QooQ