筑波山梅林をあとにして、車で20分ほど移動したところにある桜川市真壁町にやってきました。
梅林やケーブルカーなどの観光スポットが筑波山の南側に位置するのに対して、この真壁町は筑波山の北側に位置していますので、ちょうど筑波山を半周ほど回り込んだ感じになります。
今回の目的は「真壁のひなまつり」です。この「真壁のひなまつり」は今回で18回目を迎え、地域有志の方々が歴史的建造物を後世に伝えようと町並み保存団体を立ち上げて以来、行政と一体となって取り組んできたイベントだそうです。お店や民家など約160件が参加し、ひなまつりに関連した展示等を行なっています。
事前に公式ホームページでダウンロードしておいた会場案内図がこちら。
この会場案内図をもとに、カーナビで桜川市役所真壁庁舎を目的地に設定しましたが、実際にはその近くの第4駐車場(無料)に車をとめました。
こちらが真壁のひなまつりマップ。今回は時間があまりなかったので、真壁伝承館まで行って戻ることにして、CとDのエリアを中心に巡ってみました。
まず最初に見かけたのが、バーバー下条さん(D27)です。明治時代のお雛様が飾られていて、他にも雛祭りに関連した商品が売られていました。
そこから左へ曲がって進むと、正面に古い薬局のお店が見えました。
ここを右へ曲がると、土谷家住宅土蔵があります。登録有形文化財だそうです。
この通りにはたくさんの雛飾りが展示されていました。まずは西村屋茶舗さん(C22)。こちらは、お茶処にもなっていました。
ホソヤ損害保険事務所さん(D14)は、昭和30年頃のお雛様だそうです。白い石を敷き詰めてあってレイアウトが上手ですね。
白川菓子店さん(D8)には、お店のご主人のお母様の人形も展示されていました。お母様が亡くなった後に作られたものだそうです。
竹に乗って吊るされている雛人形は明治時代のものだそうです。
星野家さん(C4)では、約100年前の古今雛を見たかったのですが、この日は残念ながら開いていませんでした。
でも、外のディスプレイは趣がありました。
佐藤家さん(C2)は元々商売をされていたようで、店舗だったところが展示会場になっており、お雛様の他に鎧兜やネズミの嫁入り(?)なども展示されていました。
こちらの佐藤家さんでは「ワンちゃんもどうぞ~」と言ってくださり、チャッピーとクロエも中に入ってお雛様を鑑賞することができました。
鎧兜も飾られていました。せっかくなのでチャッピーとクロエも記念写真を撮りました。
西岡家さん(C34)は一般の民家でしたが、こころよく招き入れてくださいました。
初沢時計メガネ店(D3)さんには、ガラス製のお雛様が販売されていました。手ごろなお値段でした。
総合案内所とトイレを兼ねている旧真壁郵便局(C1)です。地元の保育園、幼稚園の子供たちが作った雛飾りが展示されていました。
郵便局は正面から見るとこんな感じです。
こちらは、すし兼さん(A4)の雛飾り。
こちらもレイアウトが上手ですね。
竹の中にいる小さなお雛様も可愛いですね。
この道の突き当りには神武様(神武天皇遥拝殿)があり、鳥居の前には顔はめパネルがありました。
神武様の隣には真壁伝承館がありました。
歴史資料館は無料だったので、ママさんとチャッピーとクロエには外で待っていてもらい、館内を見てきました。(館内は写真撮影可能でした。ただしフラッシュは禁止。)
真壁町の歴史。
昔の双六。
真壁町のジオラマ。
だんだん日が落ちてきたので駐車場へ戻ることに。こちらは大木商会さん(C15)のお雛様。
ハマグリの形をしたお雛様。ハマグリの貝殻はもともと対になっている貝殻同士でなければぴたりと形が合わないことから仲の良い夫婦を表していて、昔は夫婦円満や良縁を呼ぶ縁起ものとして桃の節句に食べられていました。
今回は1時間ほど散策でしたが、今度来る時はもう少しゆっくり町巡りをしたいと思いました。
桜川市役所真壁庁舎
住所 茨城県桜川市真壁町飯塚911
電話番号 0296-55-1111
ひなまつり問い合わせ
電話番号 0296-23-8200
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