目指すは小布施堂の季節限定「栗の点心 朱雀」ということで、自宅を午前3時15分に出発し、「町営 森の駐車場」に到着したのは6時45分頃でした。こちらの駐車場は、500円/1日です。トイレやレンタルサイクルも併設されていました。
駐車場から小布施堂本店までは歩いて10分くらい。すでに100人ほど並んでいました。
この行列というのは「朱雀券」というチケットを購入するための行列です。当日にチケットを購入し、その時に指定された時間に再度来店すると「朱雀」を頂けるというシステムになっています。指定される時間は9時半から30分刻みで、早く購入するほど早い時間が指定されるということですね。
ママさんとチャッピーとクロエに並んでもらっている間、僕は周辺を少し散策しながら写真を撮りました。まずは本店のすぐ隣にある桝一市村酒造場。小布施堂の蔵元です。
本店と桝一市村酒造場のあいだには、本宅のある敷地の正門があります。正門の脇の池は風情がありました。
蔵部。和食のレストランです。こちらも小布施堂系列のお店ですが、運営会社が最近変わったようです。
傘風楼。カフェと売店が併設された小布施堂のお店です。この日はテラス席が閉鎖されていました。
桝一客殿。小布施堂の宿泊施設です。
こちらの北斎亭は、桜井甘精堂のお店です。
栗庵風味堂。こちらにはテラス席が数席ありました。(ペット利用可否は未確認です。)
傘風楼の向かいには北斎館がありました。有名な浮世絵師である葛飾北斎の美術館です。
この小布施町にはオープンガーデンという地域活動があります。オープンガーデンというのは、個人の庭などを一般の方に公開する活動のことで、小布施町には130軒ほどのオープンガーデンがあるそうです。
さっそく小布施堂に一番近いオープンガーデンにお邪魔してみました。
庭には花や木の実がありました。
行列に戻ると、ママさんは後ろに並んでいたご夫婦とおしゃべりしていて、それなりに時間をつぶすことができたようで、それほど退屈せずに8時半になりました。
行列が動き始めたので、チャッピーとクロエはお店の方へ先回りしてママさんを待ちました。そして、ようやく我が家も朱雀券をゲット。指定された時間は10時ちょうどでした。
待ち時間は1時間ほどなので、周辺を散策することにしました。
栗の小径。傘風楼の奥にあります。
地面に敷き詰められているのは石やレンガなどではなく、栗の木の間伐材なのだそうです。というわけで記念写真。
寒天の専門店かんてんぱぱショップ。
テラス席が充実していて、俳人・小林一茶と記念写真も撮れます。
そろそろ10時近くになったので、小布施堂本宅へ向かうことに。ます正門をくぐります。
こちらが本宅です。
玄関の右の縁側がワンコ同伴可能な席となっています。(ワンコは座敷には上げられません。)
席に着くと、数分でお盆が運ばれてきました。これが「栗の点心 朱雀」です。
食べてみると分かりますが、モンブランとは全く違うものなので、高級なモンブランだと思って食べると拍子抜けすると思います。
素麺状の栗は、砂糖も何も加えずに採れたての新栗を蒸して裏ごししたものだそうで、甘さは無く、風味を味わうものなのだと思います。中の栗あんと一緒に食べるとほど良い甘さになります。
チャッピーとクロエも素麺状の栗をおすそ分けしてもらっていました。特にクロエはよほど美味しかったのか何度も催促していました。
つづいて、蕎麦を食べに戸隠へ向かうことにします。
町営 森の駐車場
住所 長野県上高井郡小布施町大字小布施157-3
電話番号 026-247-6572
営業時間 9:00~17:00
小布施堂本店
住所 長野県上高井郡小布施町大字小布施808
電話番号 026-247-2027
営業時間 9:00~17:00
定休日 年中無休